埼玉県民高校受験のツボ

どっしり構えて乗り越えるためのツボ

埼玉県の高校受験システムの流れと対策、費用を詳しく解説

私立高校のいわゆる確約「保護者推薦基準」というもの

すべての中学3年生が県内の私立高校を滑り止めに受験するわけではありません。同じ埼玉県内でも、たとえば南部地区からなら東京都内へも余裕で通えますし、東部地区なら東京都・千葉県の高校へも通学可能です。各所に魅力的な学校がたくさんありますから、敢えて県外の私立高校を選択するご家庭も少なくありません。

都内私立高校の場合、埼玉のように確約「保護者推薦」とほぼ同じようなシステムを採用している学校もありますが、「あくまでも一般受験なんだけど〇〇点加算しますよ(確約じゃないよ!と念押しする)」という加点方式を採用している学校が多いようです。

いずれにせよ、中学校の三者面談で担任から「私立も1校は確保しておいてください!」と言われます(「確約」とは言わない)。なんたって公立は番狂わせで落ちることが結構あります(怖!) ですからどんなに秀才で公立合格間違いなし!の模試判定であっても、まさかの中卒を避けるためにまず私立1校は”確保”しておくわけです。

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中には滑り止めなしで公立のみ一発受験!という猛者も存在しますが、それはかなり少数派。いくら私立でも内申に「1」があると確約「保護者推薦」OKが出ない高校が多数だという噂ですから、公立一発勝負になってしまうのでしょう。そしてもしその公立に落ちたら後期募集で入れるところへ駆け込むしかないのでしょうね…(怖すぎる)

さて本題。

大きな声では言えないけれど、埼玉県民の高校受験には必須といってよい私立高校のいわゆる確約「保護者推薦基準」というものについてお話しします。


基本は内申点と北辰偏差値の二本柱

確約「保護者推薦基準」は進学フェアや学校説明会などの場へ出向けば、高校側がハッキリと提示してくれますが、ウエブサイトなどで公表はしません!プリントや資料として証拠に残るような形で配布されることもありません!なんたって非公式、決して大きな声では言えない慣習ですからね(笑) 個別に直接伝えるのみ!というところがポイントです。

まず内申点(5科目)と北辰偏差値の2つが基本となります。

この具体的な数値は同じ高校でもコース毎に細かく設定されていますので、遅くとも夏休みが終わる頃までに進学フェアまたは塾などで確実な情報をゲットしておきましょう。また、毎年同じとも限りませんから、去年こうだったから今年もきっとそう…なんていう不明確な情報ではなく、必ずその年の条件を確認しましょう。

対象となる北辰偏差値については学校によって違いがありますが、たとえば「7月以降の北辰テストで偏差値〇〇以上を〇回分」というように具体的に提示してくれます。

北辰テストは3年生になる直前の3月から受検でき、その後3年生になってから4月・6月・7月・9月・10月・11月・12月・1月に実施されていますが、全て受ける必要はありません。実施予定は北辰テストのウエブサイト(または塾)で早めに確認しておきましょう。

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何が加点対象になり得るのか?

しつこいようですが、高校側がハッキリと提示する確約「保護者推薦基準」は内申点と北辰偏差値の2つ。これが基本中の基本。

学校の方針や希望するコースにもよりますが、この2つ以外に加点対象となり得る項目が幾つかありますから、内申点と北辰偏差値だけで一概に判断することはできません。

では、何がアピールポイントになるのか?具体的に見ていきます。

 取得した検定・資格

中学校在学中に取得したもので時期的に間に合っていれば成績票に記載されます。したがって、学習が早すぎて小学校のときに合格してしまった検定などは対象外です。記載ミスや直前に取得したものがあれば、お持ちの証明書類を持参してみましょう。

 各種コンクールの受賞歴

読書感想文コンクール・硬筆コンクール・書道コンクール・絵画コンクール・社会科マップコンテスト等々…学校を通じて県や市で受賞したものは成績票に記載されますから、よほど良い賞なら加点対象になるかもしれません。

 委員会・生徒会活動

これらも成績票に記載されているので、見てもらえるかもしれません。

 部活動での活躍

〇〇大会〇位、県大会出場など一定の成績を残している場合、加点対象になることがあります。どの程度の成績で何点加点されるかは学校によって違うのでわかりません。

 出欠の記録

これは普通の範囲内ならば特に参考にはならないでしょうが、1年生からずっと完全皆勤の場合、少なくとも好印象にはなります。中学ともなると3年間皆勤の生徒など決して珍しくもありませんから、加点対象としてあまり期待できるものではないと思います。

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